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速読のコツ・訓練法:ありのままみるトレーニング法 [速読日記]

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速読、読書において最も大切なコツ

私が実は「本をちゃんと読んでない」、「本を見ているが、理解することに一生懸命で文字をちゃんと読んでない」ということに気づいてから、速読の上達のスピードがぐんっとあがりました。
速読の訓練法について自分が行っている、トレーニング法を書いていきます。
  
文字を読むことが遅かったある日、情報の入力、すなわち文字を見る時に、いろんな思いがごちゃごちゃして、正しく入っていないことに気が付きました。


そこで、まずは「ありのまま文字を見る」ことに重点をおいたトレーニングを開始することにしました。


まずは純粋な文字情報を取り入れて、取り入れた情報の取捨選択などの判断はその後でいいんじゃないか?


そう。最初に身に着けるべきは、視点移動でも周辺視野開発でもなく、まずは、「本をちゃんと見る」


言い換えると


「本を、文字情報をありのままにみる」


ということだったんですね。それではありのまま見るための訓練方法をいくつか紹介します。


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ありのままみるための訓練法あれこれ(超重要な3つの訓練と説明・コツ)

文字情報をありのままに見る方法について、いくつか試した結果、超重要なものをピックアップしました。


同時に見る(同時視)

2つ以上ものを同時に見ます。
速読をする場合、なるべく心は落ち着いていた方がよいです。
定説となりつつある黙読しない方が速く読めるということです。


この訓練はこの状態を作り出すために有用な訓練です。また、周辺視野を広げるためにも重要な基礎訓練となりました。


<説明>

周辺視野を広げるということは、すなわち「視野の左右のものを同時に見る」ということになるので、この同時視が出来ないことには周辺視野開発など出来るはずがない、と考えたんですね。


意識的に複数のものを見るということはとても難しいのです。


「2つを視野に収めるために視野を広げて」


「均等に意識を振り分けるぜ」


などと考えながら、いわゆる「意識的に」複数のものを見ようと上手に見えません。


じゃあ具体的にどうすれば同時視が上手に出来たのかというと


A.目に力を全くいれずに、普段の目そのままで


B.心を静かにする(黙読を無視あるいは止める)


という結果になりました。


周辺視野を広げると、どうしても目に力をいれてしまいますが、結論としては全く逆、ということになります。


というのも、「見よう」という意識的な動作は、視野を狭める=筋肉を収縮させ、「広げよう」という意識的な動作と相反することとなります。


アクセルとブレーキを同時に踏んでいる状態ですね。


この状態、めっちゃ目に負担が掛かって痛いです。すごいストレスになります。


周辺視野を広げる、ありのまま見る方法の答えの一つとして、目と心の力を徹底的に抜くということです。


指をスリスリしながらものを見る(疑似速読)

私が「疑似速読」と呼称している訓練です。


その名の通り、速読を疑似的に体感できる訓練になります。


同時視(①)を強烈にサポートする訓練で、似たような訓練ですが、まずは両手の親指と人差し指をスリスリします。


この時、触覚としては認識出来るかと思います。


ただ、触覚を感じている時、目からの情報は何も入ってきていないのではないのでしょうか。


<説明>

いずれ書くことになりますが、速読では「見る」ということと「理解する」ということは同時に行うべき別の動作として考えます。


見る動作と理解するという動作を一つにして考えると、速読が出来なかったのですね。


この時、「理解する」という動作を指をスリスリする「触覚」に置き変えてみると、中々上手に触覚を感じながら目でものを見るということが出来ません。


じゃあどうすればこの疑似速読が上手に出来るのかというと、


A.目の力は当然に抜いてリラックスしつつ、(①と同様)飛び込んでくる視覚情報から目を離さない(頭の中の音声に耳をかさない)


B.A.をすると触覚を視覚で読み取ることが出来なくなる。そこで、触覚は頭の後ろや額、お腹などで読み取るようなイメージを持つ


とうことになります。体の力を抜いて、視覚の邪魔をしないために意識ではなくもっと別の場所で読み取るということが大事なんですね。


目をつぶって浮かんだ模様を見る

目をつぶるといろんな模様がまぶたの裏に浮かびます。


この浮かんできた模様に対し、何も考えることなくただ「見る」という訓練です。


<説明>

文字を見ることに関していえば、ありのまま見ることが重要とする私の速読では、本を通しての訓練は最初の内は難しかったんですが、(音読してしまうため)、この方法で代用することで、心を静かにするという感覚が体感できました。


意識の目は閉じて、心の目は広く、が今回の速読訓練の重要なポイントの一つです。


お勧めです。


・超重要な3つの訓練とポイント

上記の訓練は、なんとなく速読が出来るようになった現在でもありのまま見るだけではなく、速読をするための目・精神づくりにとっても重要な役割を果たしています。

速読前の準備運動としても、スランプに陥った時の精神統一としても非常に役にたつ訓練なんですね。


ここで、結果的に気を付けた方がよかったポイントをいくつか。


理解しなくてもいい

速読の訓練は従来の読み方、理解の仕方にひっぱられると、なかなか上達しません。


「速読は従来の読書とまったく別物」と割り切る必要がありました。


なので、最初は理解することはやめ、速読の世界をかじってみるような感覚で訓練することがコツなのかなぁと思った次第です。


目に力は絶対入れない

上の方で書いた通りです。


今後、いろんなトレーニングを紹介するかもしれませんが、すべての訓練は目に力をいれないことが最重要キーワードです。


目の力を入れる(視点を移動するという動作も目に力が入ります)というのは、速読においては大敵でした。


せっかく同時視、疑似速読が上手出来ている状態(便宜上、「速読眼-そくどくがん」といいます)になっても、目に力をいれるとその速読眼の状態が解除されてしまうんですね。


日ごろから目に力をいれずに視覚情報を理解するようなトレーニングをしていたことで、後のトレーニングの理解が進んだように思います。


眼は、読書の場合はただ文字情報という外界を除くための
窓にすぎない、というのが今んとこの考えです。


というか、そこまで割り切った結果が今の速読が(ちょっとだけ)出来る自分、ということでしょうか。


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ありのままみるための訓練法あれこれ(その他)

そのほか、速読眼を手にいれるための補助的に取り入れていた訓練をご紹介します。


・メガネをかけている人は、メガネを外して本を見てみましょう。ぼんやり見ることで、本を見るとつい音読が発生していまう状態を解除し、リラックスして本を「見る」ことが出来ます。


・一冊いらない本を用意し、漢字は青、ひらがなは赤、というように蛍光ペンでマーカーを引き、訓練としては色に注目してみることで、やっぱりリラックスして本を「見る」ことが出来ます。

・本を逆さにして読んでみましょう。今までとは違った感覚に出会えるかも。

意外に読めますよ(笑)

以上です。

情報量が多くなってしまった、分けた方がよかったか・・・?

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taka

今までいろんな速読の本を読んできましたが結局目が痛くなって諦めるのを繰り返していました。この記事を読んでいろんな疑問が氷解しました。ありがとうございました! 続きが是非読みたいです。いつか記事を書いて頂けたら速読難民の救いになると思いました。本当に貴重な記事をありがとうございました。
by taka (2018-12-02 10:38) 

自由思考リーマン

takaさん

ありがとうございます。
まだまだ書けることはありますので、順次投稿していきますね。
しばらくお待ちください。
by 自由思考リーマン (2019-01-26 12:45) 

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