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速読:読書が遅い、遅読のあまり語られない原因 [速読日記]

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読書が遅いの原因(よく言われるもの)

・遅読の理由は人それぞれ
速読の上達方法をメモしていくにあたり、自分はまずは自分なりに読書が遅い理由(遅読)を探していきました。

速読サイトの記事を見ていると、読書が遅い理由には、さまざまな理由があるようです。
 
 
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よくある遅読の理由としては、

視点がうまく動かせていない

視野がせまい
 ⇒一度に読める文字が少ないため、時間がかかる。
 
音読をしている
 ⇒活字をシリアル(直列)入力しているため、時間がかかる。
 
あたりでしょうか。

それを受けて、多くの速読サイトでは速読上達のコツとして

視点を速く動かそう!
 ⇒視点移動訓練
 
視野を広くしよう!
 ⇒周辺視野開発
 
音読をやめよう!
 ⇒イメージ訓練
 
というような訓練を最初から薦めることが多いようです。

ですが、読書が遅い人にとって、これらの目標は

 「最終奥義」
 
に近い難易度だと思います。

それがすぐにできれば苦労しないんですよ。

もしかして、他にも読書が遅い原因があり、
実は最初に違うアプローチで速読を練習しないといけないのかもしれません。

私はそうでした。

以下に、自分で発見した、読書が遅かった原因をあげます。

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遅読、読書が遅い真の原因(私の場合)

・「実は本を見ていなかった」

本を読むという行為は、とっても複雑な作業です。

読書の遅い人の脳は、その忙しさにパンクしているのかもしれません。
余力がないんですね。スワップしている状態です。
誰でも起こります。

まずは簡単に本を読むという行為を分解してみます。

本に書いてある活字を見る

何が書いてあるか、まずは"文字"、"単語"など、文章の最小単位の認識から始まるのではないのでしょうか。

本に書いてある活字を読む

ひとえに活字を読むといっても、文字や単語を理解し、文章として理解し、前後の流れを把握する、と、ここだけ見ても脳は忙しく働いていることが解ります。

読んだ内容を記憶に保持しつつ、または反芻して理解する。

理解するという作業は、目から仕入れた活字情報から自分の経験や知識と照らし合わせて合致させる作業と考えます。

自分の中にある辞書と照らし合わせるんですね。

これがまた時間がかかります。

時間がかかりすぎて「自分、頭悪いスなぁ・・・」

と自分を責めて、やる気を失い、ますます対象から興味を削いでしまうんです。

とまぁ、こんな作業が行われているのではないかと。

さらに、これらの作業は「並行して」行われるために、よけいに忙しいんですよね。同時に行おうとしているんですよ。

いや、出来ないですよ同時作業、並行作業なんて。

そもそも理解を意識しながらでは文字情報の直列入力、直列処理しかできないのです。「意識的」に情報をインプット、処理をするというのは直列作業しか出来ないのですね。

こんな忙しい「読書」という作業、頭の中の作業に意識をとらわれすぎて、「本を見ていない」ことも多かったのです。

「本を見ていない」というのは、「見てるけど余計なことを考えている」という意味です。

当然のことながら、本はちゃんと見ないと理解することはできません。

つまり、頭の中での音読、黙読、思考にばっかり心の目を向けて、「本を見ていない」状態だったのです。

子供の運動会で、ビデオやデジカメのファインダーを覗いてばっかりで、肝心の子供本人を見ていないお父さんだったのです。

それでは次回から特訓方法について記事にしていきます。

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タグ:速読
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タカ

この記事のお陰で少しずつ読書が楽になってきました!ありがとうございます。これから先の訓練の方法を記事にされる予定はありますか?どの速読の解説にも乗ってない素晴らしい方法論だと思います。
by タカ (2018-12-09 06:49) 

自由思考リーマン

タカさん
ありがとうございます。
まだ書けることがありますので、
順次投稿していきます!
by 自由思考リーマン (2019-05-08 17:56) 

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